西武線(西武新宿線、西武池袋線)情報

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西武鉄道は東京急行電鉄と同じように企業の多角化が、他社よりも早く行われ、また自社の不動産が大きな利益を上げている。他社に比べ土地の買収が早く、西武沿線は勿論のこと、京浜急行電鉄沿線、千葉房総伊豆箱根地方や、遠く滋賀県にまで及んでいる。七里ヶ浜海岸を私有地として保有していて、海岸を持つ数少ない鉄道会社となっている。
昭和中期には箱根の不動産開発をめぐり小田急グループ(当時の東急系)と「箱根山戦争」と称される縄張り争いが繰り広げられた。現代では、2003年から小田急電鉄と観光地や鉄道沿線事業での提携や、共通商品の開発に乗り出して功を奏している。
鉄道事業での収入より不動産部門の方が主となっているが、2006年のグループ再編により、日本国内のリゾート関係の不動産は兄弟会社のプリンスホテル西武プロパティーズ(旧西武不動産販売)へ段階的に譲渡されている。
また、大手私鉄では唯一自社所属グループ内に百貨店などの流通系商業店を持っていない。これは、創業者である堤康次郎死後の後継ぎ争いにより、西武鉄道グループ(現、西武グループ)と西武流通グループセゾングループ、2000年代に実質解体)の2グループに分裂してしまったため。ただし、2003年のミレニアムリテイリング第三社割当増資時に和田繁明社長(当時)が堤義明会長(当時)へ打診し、西武鉄道が出資を引き受けた。2006年の西武ホールディングス設立に伴うコクドの第三者割当増資時にはミレニアムが10億円出資を引き受け、セブン&アイ・ホールディングスがミレニアム株式を現金で買上げるまでの数か月間は株式の持ち合い状態であった。
西武百貨店の小店舗として登場した西友が西武沿線に多いのは、グループ分裂前に発展過程で店舗と土地を賃貸しているのが、現在まで継続しているからである。しかし、西友との繋がりは未だに深く、西武鉄道の開発するニュータウンや駅改良工事後に、西友の新店舗が開店することが多い。また、西友の小売事業として発足したファミリーマートとは、駅ナカコンビニTOMONYの展開で提携している。
一方で西武鉄道グループとしても、西武プロパティーズ(旧西武商事)を介して、PePeなどの駅ビルBIG BOXアウトレットモールといった大型商業施設の運営を行っている。また、「西武観光」称の旅行代理業部門を擁しており、一般客向けには西武線のターミナル駅構内に窓口が置かれている。
近年は東京移住者が増加傾向にある。西武鉄道の利用者の数は減ってはいないものの隣の京王電鉄などと比較すると増加の割合は約3%も西武鉄道の方が少ない(2009年度現在)。他社、特に小田急電鉄や東急電鉄では利用客の増加に対応し線路の複々線化が活発であるが、少子高齢化が進行すれば利用客の減少が近いうちに問題となることを予想し、西武鉄道では複々線化について歯止めをかけている。
一方、老朽化した駅施設などのリニューアルは活発に行われており、平成11年(1999年)の田無を皮切りに、野方花小金井狭山市東長崎江古田東久留米の各駅で駅舎の全面改築が行われている。
2007年からはファミリーマートと協業した駅売店「TOMONY」や駅ビル型の中小規模な駅ナカ商業施設として「Emio(エミオ)」に開業させ、駅の改築に合わせて順次展開していく見通しである。


池袋線系 [編集] 池袋線停車駅ごあんない(公式サイト)
池袋線池袋駅 - 所沢駅 - 飯能駅 - 吾野駅 (57.8km) 西武秩父線:吾野駅 - 西武秩父駅 (19.0km) 西武有楽町線練馬駅 - 小竹向原駅 (2.6km) 豊島線:練馬駅 - 豊島園駅 (1.0km) 狭山線西所沢駅 - 西武球場前駅(4.2km) 新宿線系 [編集] 新宿線停車駅ごあんない(公式サイト)
新宿線西武新宿駅 - 所沢駅 - 本川越駅 (47.5km) 西武園線東村山駅 - 西武園駅 (2.4km) 拝島線小平駅 - 拝島駅 (14.3km) 多摩湖線国分寺駅 - 萩山駅 - 西武遊園地駅 (9.2km) 国分寺線:東村山駅 - 小川駅 - 国分寺駅 (7.8km)

株式会社あぱねっと 所沢店
埼玉県所沢市くすのき台3-18-15
04-2927-6301

西武新宿線

新宿線(しんじゅくせん)は、東京都新宿区西武新宿駅埼玉県川越市本川越駅とを結ぶ西武鉄道鉄道路線である。
沿線風景 [編集]
西武新宿 - 高田馬場 [編集] 頭端式2面3線の西武新宿駅を出ると、進行方向左手に現れるJR山手線埼京線湘南新宿ラインに並行して北進する。職安通りのガードを越えて少々走ると、JR山手線の新大久保駅が現れるが、当線の駅は設けられていない。ロッテ新宿工場や海城中学校・高等学校保善高等学校の校舎を右手に見ながらほぼ直線状に北進し、電車はJR山手線、東京メトロ東西線との乗換駅である高田馬場駅に到着する。
高田馬場 - 鷺ノ宮 [編集] 高田馬場駅を出るとやや右カーブした後、下りながら左に急カーブしながら神田川をまたぎ、その直後にJR山手線をくぐり、進路を西に取る。曲線半径は158m、30.3‰の下り勾配のため、30km/hの速度制限を受ける。ここで地上に降りるが、これ以降は、ごく一部を除いて高架盛土区間を走らない。山手線をくぐった後は下落合駅まで新目白通りと並行し、下落合駅手前では妙正寺川に接する。以降、蛇行する妙正寺川を途中数度渡りながら住宅密集地を進む。中井駅山手通りの下にあり、中線が1本ある待避駅で、都営地下鉄大江戸線との乗換駅である。下落合寄りはカーブしており、ポイント通過の際に列車が大きく揺れる地点でもある。新井薬師前駅の300m程西で中野通りと平面交差するが、踏切で渋滞していることが多い。沼袋駅は内側2線の通過線を持った相対式ホームである。駅前は京王バスが発着するが、街路が狭隘なため、南行一方通行のみである。ここに限らず都心寄りは狭隘な駅前を持つところが多い。野方駅直下で環七通りを乗り越し、都立家政駅を経て下り線のみ待避可能な鷺ノ宮駅となる。この高田馬場 - 鷺ノ宮間は半径300 - 600mのカーブの連続のため最高速度が抑えられてしまう。
鷺ノ宮 - 上石神井 [編集] 鷺ノ宮駅の先で右カーブした後は、多少のアップダウンこそあれど、比較的線形が良くなり、下井草駅附近からはちらほらと畑が車窓に見え始める。鷺ノ宮から上石神井の間では井荻駅のみ通過線がある。またこの駅では環八通りと交差しているが、電車から見える高架橋以外に地下トンネル(井荻トンネル)でも交差している。上井草駅附近からは住宅の密集度が低くなり、景観が武蔵野らしくなってくる。千川通りを踏切で交差した先に、上石神井車両基地が南に広がり、島式ホーム2面3線の上石神井駅となる。ホームや階段は狭隘で、ホーム端はすぐ踏切となる。なお、同駅付近で東京外環自動車道が交差する計画である。
上石神井 - 田無 [編集] 上石神井駅を出て次駅武蔵関駅手前から下り勾配となる。武蔵関駅の先で石神井川と並行する。武蔵関公園の北側をかすめると上り勾配となり東伏見駅となる。東伏見駅は同線では珍しい島式ホーム2面4線の待避駅である。また、東伏見駅以西の各駅にはほぼ全ての駅に駅前広場が整備されている。若干の盛土掘割区間を経て西武柳沢駅を過ぎると、数少ない高架区間となっており、戦時中に中島飛行機武蔵野製作所への鉄道連隊が作った専用線のガードを越えて青梅街道武蔵境通りバイパスを乗り越した後、再び地上に戻り武蔵境通りと平面交差すると田無駅となる。特急小江戸以外のすべての種別が停車する主要駅ではあるが、島式ホーム2面3線の設備である。この配線が同線の特徴である。
田無 - 小平 [編集] 田無駅には本川越駅寄りに引上線がある。それを横目に住宅街を西へ進む。線路北側の家並の向こうにはスカイタワー西東京が見える。西東京市小平市の市境付近より右カーブし、これより東村山駅の手前まで、進路を北西に取る。カーブの先に花小金井駅がある。島式ホーム1本であるが、かつては2面3線だった名残でホーム幅が広い。駅のすぐ南には多摩湖自転車道が通っており、ここから次駅小平駅付近まで並行する。駅のすぐ西側で小金井街道平面交差する。道幅は広いが、南北を結ぶ西武バスの各路線が通り、踏切が原因でしばしば渋滞が発生している。住宅と畑が混在する一帯をしばらく進むと青梅街道と斜めに平面交差する。踏切の前後はカーブしており、列車が減速するため踏切渋滞に拍車をかけている。また、踏切横には公立昭和病院があるため、救急車がしばしば立往生している姿を目にする。カーブを過ぎると新小金井街道が下をくぐる。付近は畑が目立ち、空が広く感じる一帯である。やがて上下線の間に引上線が割り込み、拝島線と分岐する島式ホーム2面4線の小平駅に着く。
小平 - 東村山 [編集] 小平駅は2面4線の駅であるが、待避駅ではなく拝島線との分岐駅となっている。このため小平駅までは複線であったのが、小平駅を出た直後は複々線のようになっている、線路の賑やかな駅である。小平駅の北西に小平霊園があるため、駅付近には墓石屋が多く、春秋の彼岸の時期には北口前に露店が並び急に賑やかになる。
小平駅を出てしばらく拝島線と並行するが、拝島線は左に曲がって分かれてゆく。右手に小平霊園を見ながら進んでいくと久米川駅に到着する。駅付近には高い建物が並んでおり賑わっている。都市銀行の支店やスーパー、大手牛丼店などが競って出店しており、他の中間駅とは異なる表情を見せている。拝島線の電車が乗り入れないために、他の駅と比べて本数は相対的に少ないが、そのために1列車あたりの乗降客数は群を抜いて多い。特に通勤時間帯の下り列車は南口改札のある先頭車両が非常に混雑し、久米川駅到着と同時に、ほとんどの乗客が下車してしまう。2010年現在も北口の再開発を行っており、同年の4月1日には新たなロータリーも整備された。
久米川駅を出るとすぐに空堀川新青梅街道と交差する。田無駅の後からずっと北西方向に進んできたが、東村山駅の手前で右カーブして北へ進む。このカーブの所で府中街道と平面交差する。主要道路との平面交差であるので、しばしば渋滞する地点である。カーブを過ぎると左側に国分寺線が現れ、東村山駅まで並行する。
東村山駅は東に市役所などがある市の中心部のため、東口側は以前から駅前広場が整備されている。一方、昔ながらの雰囲気を残していた西口も2009年に新たな駅前広場が整備されるなど、再開発事業はほぼ完了した。ただ、依然として狭い道が多い地域となっている。
東村山 - 所沢 [編集] 3面6線の東村山駅を出ると、西武園線としばらく並行する。やがて西武園線が左にそれ、住宅街ながら緑の多い一帯を北に進む。盛土を走るようになると視界が開け、左に低い山並みを見ることができる。八国山緑地と呼ばれ、映画『となりのトトロ』のモデルとなった場所でもある。埼玉県に入ってすぐ左に国際航空専門学校があり、小型航空機ヘリコプターを見ることができる。盛土が終わると所沢街道、さらに池袋線が頭上で立体交差し、池袋線と接続する所沢駅となる。かつては駅手前の踏切の先で西武所沢工場引き込み線が分岐していた。3面5線で、歴史的経緯上複雑な線路配置であるが、新宿線だけを見ると、基本的に相対式ホームと言える。バリアフリー対応などの手直しはされているものの古びた駅であり、周辺を含めた大規模な再開発計画がある。
所沢 - 新所沢 [編集] 所沢駅を出て直ぐに左へカーブし、進路は再び北西に取ることとなる。東川のガードからは直線区間が続く。東側は所沢航空記念公園が一帯に広がり、西側は一方通行であったり、狭隘であっても線路沿いに道路が設けられており、東側のマンションや大規模団地開発に際しての配慮と思われる区間でもある。新宿線内では最も新しい駅・航空公園駅に到着する。この駅も、開設されて20年の月日が経った。その間に市役所や市民会館、簡易裁判所税務署公共職業安定所等の主だった公共機関は、航空公園駅東口周辺に移転してきた。
航空公園駅を出ると、住宅地をくぐり抜け、旅客用ホーム・線路のほか、側線が数本並ぶ新所沢駅に到着。新所沢駅界隈も道路整備や街並みの整備により、以前とはまた違った顔を見せる。開業時から繁華街として栄えた西口にはパルコ等のテナントや、居酒屋が多く見受けられる。南入曽車両基地へ出入する電車は、同駅始発・終着となる。
新所沢 - 狭山市 [編集] 新所沢駅から次の入曽駅までは直線である。両駅のほぼ中間、県道所沢狭山線が斜めに交差した先に南入曽車両基地がある。周囲は宅地よりも農地が目立つ。入曽駅は、東伏見駅以西の各駅の中では唯一駅前広場が整備されていない。入曽駅の先で県道川越入間線と交差したあたりで緩い右カーブをし、しばらく進むと左手に航空自衛隊入間基地が広がる。基地の東側に沿って進み、基地が終わると県道所沢狭山線が頭上を乗り越え、右カーブしながら狭山市駅に着く。相対式ホーム2面2線の特急小江戸停車駅である。バス路線が集中する駅の西側においては駅前広場が無く道幅も狭いなど問題が多いため、駅舎を含めた再開発事業が進んでいる。
狭山市 - 本川越 [編集] 狭山市駅を抜けると、しばらく右カーブの後直線状に走る。この右カーブの先の進路は北東となる。新狭山駅を過ぎると川越狭山工業団地の中を走りその後川越市に入る。すると休止中の安比奈線が分岐する南大塚駅に着く。 その後関越自動車道のガードをくぐり速度を上げるが国道16号との立体交差付近で減速し、脇田信号場単線区間へはいる。JR川越線東武東上線のガードをくぐり踏切を越えると本川越駅に着く。

西武池袋線

池袋線(いけぶくろせん)は、東京都豊島区池袋駅埼玉県飯能市吾野駅を結ぶ西武鉄道鉄道路線である。
池袋 - 練馬 [編集] この区間は複線で、池袋から江古田までは地上を走っており、カーブが続く。線路の両側はずっと住宅地である。
池袋駅2005年12月に付近を含めた改良工事が完成し、1・2番線ホームのホーム延伸が行われた。これにより、特急用ホームを除くすべてのホームに10両編成の列車が停車できるようになった。 池袋駅の南側では、JR線を跨ぎながら急カーブで西向きに方向を変え、椎名町駅に至る。
椎名町駅の池袋寄りでは上を通る山手通りおよび首都高速の工事が行われたため、10両編成の列車が停車できるようにホームを延伸するスペースが空けられる予定である。
東長崎駅は駅舎の改築と待避線の新設工事が行われ、すでに完成しているホームには10両編成の列車が停車できる。これによって、この区間での普通列車の待避駅は東長崎駅となり、隣の江古田駅は、島式ホーム2面4線構造から、対面式ホーム2面2線構造に変わり、この駅での待避は廃止された。
江古田駅を出た時点で環七通りをくぐり、桜台駅に至る。
西武有楽町線がトンネルから顔を出した直後、練馬駅に到着する。
練馬駅は2面6線構造となっており、外側ホームに地下鉄との直通列車が発着、内側ホームは池袋線の列車が発着する。最も外側の線路は通過線で、ホームは設置されていない。
練馬 - 石神井公園 [編集] 練馬駅から石神井公園駅までは高架複々線となる。内側の線路は普通列車用で、途中駅には島式ホームが設けられている。外側の線路は優等列車用で、途中駅にホームは設けられていない。
練馬を出た後は、練馬区役所が見えてくる。途中で豊島線が高架下へ分岐する。目白通りを跨いだ先には中村橋駅が見える。なお、目白通りの架道橋は高架複々線化前は線路が下、道路が上を走っていたが、工事完成後は線路が上、道路が下を走る、いわゆる「逆立体化工事」が行われた。
中村橋駅を出ると、途中で練馬区立美術館練馬第三小学校が見えており、そのすぐそばには富士見台駅が見える。両区間は駅間距離が近く、互いに隣同士の駅が見えるほどである。
富士見台駅を出ると、途中で環八通りを跨いで石神井東小学校を通過し、石神井川を越えると練馬高野台駅に着く。
練馬高野台駅を出ると笹目通りと交差し、石神井公園駅に到着する。今後2014年度にかけて大泉学園駅付近まで高架になる予定となっている。
石神井公園 - ひばりヶ丘 [編集] 石神井公園駅を出るとひたすら住宅街や畑を通過する。途中東京都道444号下石神井大泉線踏切までの直線区間は、高架複々線化用地として線路脇に空地が広がっている。大泉高校付近で右へカーブししばらくすると大泉学園駅に到着する。同駅は後述の狭山ヶ丘駅と同様に、池袋線の中でも特にホームがカーブしている駅である。
大泉学園駅を出てゆめりあの間を抜けてもまだしばらくカーブが続き、直線になると東京都道233号東大泉田無線(保谷街道)とほぼ平行して走る。保谷街道の踏切を越えると保谷駅に到着する。
保谷駅を出ると右手に保谷電留線が見える。保谷駅 - ひばりヶ丘駅間の保谷高校付近に大きなカーブがある。カーブが終わり直線になり、東京都道36号保谷志木線の踏切を過ぎると、ひばりヶ丘駅が見えてくる。
ひばりヶ丘 - 所沢 [編集] ひばりヶ丘駅を出ると右にカーブし、落合川を渡る。次の東久留米駅まで住宅街がほとんどで、この区間は緩やかな下り勾配になっている。
東久留米駅を出ると黒目川の橋を渡り、林や畑や住宅などの間を通り、埼玉県新座市に入り野火止用水を渡るとカーブし、変則な2面4線構造の清瀬駅に到着する。
次の秋津駅までの間は直線が続き、沿線は住宅街や畑がほとんどである。空堀川を越えしばらくすると秋津駅に到着する。
秋津駅を出るとすぐに武蔵野線と交差し、マンションが見えてくるとカーブする。そして、柳瀬川を越えると新秋津駅付近からのJR連絡線と併走状態になり、所沢駅まで3線区間になる。カーブを抜けた後は広い丘やゴミ焼却場の煙突が見え住宅街を走る。大きな団地群が見え、所沢陸橋をくぐるとかなり大きな左カーブを曲がる。曲がるとすぐに右側に新宿線の線路が見え、所沢駅に到着する。
所沢 - 小手指 [編集] 所沢駅を出ると緩い坂を上り、右へ大きく曲がり、すぐに新宿線を跨いで、急カーブが続く。ちなみにこのあたりのカントは結構きつい。カーブが終わると次の西所沢駅までは直線が続く。この辺りは住宅街である。埼玉県道55号所沢武蔵村山立川線の踏切(所沢10号踏切)を過ぎてすぐ、西所沢駅に到着する。
西所沢駅は狭山線の分岐駅で、駅東側の踏切の手前から分岐が始まっていて、複雑な分岐器が連続し、埼玉県道55号所沢武蔵村山立川線の踏切には4本の線路が交差している。同線のホームは曲がっており、すぐに南方に分岐する。
同駅を出るとガードがあり国道463号と立体交差し、非常に緩いS字カーブを走る。さらに東川を越えるとこの付近には六所神社や住宅街、畑が広がる。S字カーブが終わると上新井の大踏切(西所沢6号踏切)から小手指駅までは直線である。近年線路下に新所沢駅から国道463号所沢入間バイパス(小手指バイパス)につながる新所沢駅前通り線が立体交差で開通した(上新井跨道橋)。
小手指 - 入間市 [編集] 小手指駅を出た列車は、右側に小手指車両基地を眺めながら進む。ここまで来ると車窓には武蔵野の面影残す雑木林や畑が住宅に混ざって見えてくる。また、天気のいい時には富士山が望めることがある。
貨物輸送時代の側線を残す狭山ヶ丘駅構内でカーブして進路を北に変える。この側線は、深夜に車両を留置するのにも使用されている。
ほどなく対向式ホームの武蔵藤沢駅が見えてくる。武蔵藤沢駅構内は、通常のバラスト軌道ではなく、コンクリートの軌道で敷設されている。駅舎改良工事と共に、駅前は再開発された。
武蔵藤沢駅を出発し国道463号(行政道路)の下をくぐり過ぎると、ひたすら航空自衛隊入間基地(とその跡地)の中を通り抜ける。車窓東側には、自衛隊の航空機を多数眺めることができる。かつてはここに、自衛隊への物資輸送のための、下原駅という貨物駅が設置されていた。
稲荷山公園駅は狭山ヶ丘駅と同様にホームが大きくカーブしている。
稲荷山公園駅を出発するとほどなく入間市駅に到着する。毎年11月3日の入間航空祭開催時は当駅折り返し列車が運行される。
なお、入間市駅には、上下線間の亘り線が存在しないため、折り返し列車は次の仏子駅の中線を利用して折り返している。
また、米軍ジョンソン基地(現入間基地)跡地の影響により、入間市駅を過ぎるまでは、市街地を一望できない。
入間市 - 飯能 [編集] 入間川橋梁を渡る6000系 入間市駅を出ると列車は築堤の上を走り、国道16号線と霞川を渡る。一瞬ではあるが、入間市市街地が望め、駅前の高層マンションや各種商業施設(コナミスポーツ、まるひろ百貨店、i-potなど)が望める。霞川を渡り終えるとすぐ切り立った崖に沿って、急カーブを描きながら走る。そのため進行方向右側の眺めは大変良く、ほんの一瞬だが、車窓の窓一面を空が占める。
崖を下ると黒須貨物駅の跡を通り抜け、圏央道をくぐり、仏子駅に到着する。この区間は進行方向左側に加治丘陵が見えるため緑に溢れている。また、線路が直線的なため、比較的高速で走る。
待避・折り返し用の中線がある仏子駅を出発すると、築堤を走り、右側に大きな団地を眺めつつ、入間川を渡る。この入間川橋梁は池袋線の橋梁の中で最も長い。入間川を渡る際、進行方向左側には使用されていない旧入間川橋梁が錆びた姿を晒している。また、北側の河原ではかつてアケボノゾウの足跡化石が見つかったことがある。
入間川橋梁を渡りきると2009年8月に有人化されるまで池袋線唯一の無人駅であった元加治駅に到着する。同駅からはかつて入間川に向かう貨物線が伸びていた。駅前は路線バスなどの発着もないため(駿河台大学へのスクールバスが発着するのみ)、閑散としている。
元加治駅を出ると畑と住宅地の中を走り、やがて八高線と交差し、くぐり抜けると上下線が分かれる。変電所が見えてくるあたりで未成線となった短絡線の建設予定地が分かれていく。この辺りでは、緩いカーブを描きながら、高速で走行する。しばらく行くと、東飯能方面からの単線の線路が合流し、飯能駅に到着する。
飯能 - 吾野 [編集] 飯能駅で運転系統は二分されている。飯能駅から吾野駅方面に進行するには、方向転換が必要となるため、一部の特急、快速急行など、飯能駅以西への直通列車は、同駅で進行方向を変えて東飯能駅へと向かう。
吾野駅方面へ進路をとると、所沢方面の複線の線路と分岐して、単線となり、北向きに急カーブで進路を変え、東飯能駅に入る。ホームの西側には線路一本分の土地があり、飯能短絡線(前述)との合流用とされていた。今後、この土地を使う予定は無い。東飯能駅は八高線との乗り換え駅だが、飯能駅より圧倒的に利用者が少ない。その上、西武とJRの改札は分離されていて、乗り換えるにはいったん改札を出なければならない。平日の朝夕ラッシュ時には八高線との乗り換え客で賑わうが、土曜・休日・平日早朝にはハイキング客が改札を出入りする光景も見られる。
東飯能駅を出ると、線路は再び急カーブとなり、北西に進路を変える。カーブを抜けてすぐのところにある北飯能信号場から、再び複線となる。武蔵丘信号場から、線路は再び単線となり、武蔵丘車両検修場に分岐する。この区間が複線なのは、武蔵丘への回送列車が通るために、運転本数が多くなるからである[要出典]。
吾野駅に到着する直前に池袋線では唯一のトンネル・鎌倉坂隧道を通る。
なお、同区間は発車メロディの設備がないため、車掌乗務列車では車掌の手笛による出発合図が行われる。

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